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おすすめモバイテルバッテリー(iPhone/スマホ充電器)NAVI
スマートフォン(iPhone)用等で需要が日々高まるモバイルバッテリー(スマホ充電器)ですが、購入後に容量が足りなかった、品質が悪かった等の話を良く耳にします。
どういう用途で、どれくらいの容量が必要なのか等、正しい知識を把握しておく事は、誤ったモバイルバッテリー(スマホ充電器)を選んで後悔する事を必ず防いでくれます。
このサイトでは、バッテリー選びで知っておきたい10個のポイントと、おすすめのスマートフォン/タブレットPC/携帯ゲーム機用のモバイルバッテリーの情報をお届けします。
その1.モバイルバッテリーとは?おすすめモバイルバッテリー・iPhone/スマホ充電器比較
モバイルバッテリーとは読んで字のごとく、携帯できるバッテリーの事を指します。一般消費者に使われるバッテリー(電池)の種類には主に3種類(『ニカド電池)』『ニッケル水素電池』『リチウムイオン電池』)ありますが、モバイルバッテリーとして使われるのは一般的に『リチウムイオン電池』となります。
特徴としては、電圧が高く(平均3.7V)、 小型で軽く、メモリー効果もない、そしてサイクル寿命が長い事で、まさに持ち運ぶために最適なバッテリーです。
※メモリー効果:浅い充放電を繰り返すと容量が減少してしまう効果。
スマホ・携帯電話・ゲーム機器・タブレットPCなどのバッテリーの出力電圧・電流に適合した製品さえ選べば、外出先で好きな時に好きな分だけ充電を行う事が可能にしてくれます。
その2.バッテリーの出力電流おすすめモバイルバッテリー・iPhone/スマホ充電器比較
モバイルバッテリー(スマホ充電器)の出力電流は、充電したい端末の充電器に記載されている出力電流(mAh)を確認し、購入予定のモバイルバッテリーの出力が、それと同じか上回るように選択する必要があります。
モバイルバッテリーの出力電流が、充電したい端末の要求電流を下回る場合 は、充電ができない場合や充電時間が長くなるので、注意が必要です。
純正ではないアダプタなどは出力が500mAhや600mAh等のものありますが、スマホや携帯の充電器の出力は800mAから1A(1000mA)ですので、スマホ用のモバイルバッテリー(充電器)が欲しい場合は最低でも1Aの出力のものを選ぶ必要があります。
タブレットPC等のアダプタは、約2A出力のものが多く、iPadで2.1A(2100mAh)です。もしタブレットPCの充電も行いたい場合は、出力2.1A以上のUSBポートがある(もしくは2ポート合計2.1A以上)バッテリーを選択します。
※mAhとは、ミリアンペアアワーの略で、放電電流(mA)× 放電時間(h)です。バッテリーに蓄えられる電気の量を表します。
10000mAhのバッテリーなら、10000mAの電流を1時間に流せる量の電気を蓄えられます。例えば、10000mAhのバッテリーを消費電流が2000mAの機器で使用した場合、使用時間が約5時間になります。つまりmAhの値が多いほど、放電電流(放電時間)が多くなります。
その3.バッテリーの電圧おすすめモバイルバッテリー・iPhone/スマホ充電器
スマホ、iPhone等の純正ACアダプター(充電器)の電圧は、殆どの場合は、USBの規格に基づく5.0Vに設定されています。ですので、これらの製品を充電する為のモバイルバッテリーを選ぶ場合は5.0Vの規格ものを選べばまず問題ありません。
しかし実際の5.0Vのアダプターがきちんと5.0Vの電圧で常時出力しているかと言うとそうではなく、5.0Vの規格でも4.75V〜5.25Vくらいの幅は見ています。
余りにも高電圧の製品や、粗悪で電圧制御が悪い製品は、発熱や膨脹・最悪の場合破裂などの原因になるので注意して選択しましょう。
その4.バッテリーの出力ポートおすすめモバイルバッテリー・iPhone/スマホ充電器
同時に充電したい機器が2台(スマホとルータ等)ある場合は、USB出力2ポートを備えた製品を選択します。2ポートの場合は出力できる最大電流は、2ポートの合計値で記載れている場合が多いです。
モバイルバッテリーの2ポート合計2Aが最大出力の場合に、仮にタブレットPC(要求電流1.5A)とルータ(要求電流1A)を同時に繋ぐと、合計電流が最大出力値の2Aを超えてしまいます。
この場合、モバイルバッテリー(スマホ充電器)の機種にもよりますが、先に繋いだ方から順番に充電されたり、2台目に繋いだルータには0.5Aのみ流れたり、安全機能で充電自体がストップする事もあります。
つまり同時に完全な充電は行うことができませんので、仕様は購入前に十分に確認しましょう。
タブレットPCなどは2A以上の電流が必要な場合が多いので、他の端末と同時に充電したい場合は、同じ2ポートバッテリーでも、片方のポート2.1A、
もう片方が1.0Aで合計最大出力値3.1Aというような高出力のモバイルバッテリー(スマホ充電器)を購入しておく必要があります。
用途 | 1機器ずつ電流時: 必要ポート数/電流(A) |
二台同時充電時: 必要ポート数/電流(A) |
||
スマホの充電 | ポート数1 | 1A~ | ポート数2 | 2A~ |
スマホとWiFiルーター | ポート数1 | 1A~ | ポート数2 | 2A~ |
スマホとタブレットPC | ポート数1 | 2.1A~ | ポート数2 | 3.1A~ |
タブレットPC | ポート数1 | 2.1A~ | ポート数2 | 4.2A~ |
ポート数が足りていれば良い、というわけではないので注意が必要です。
その5.バッテリー本体の充電規格おすすめモバイルバッテリー・iPhone/スマホ充電器
モバイルバッテリー(スマホ充電器)そのものへの充電方法も確認しておく必要があります。
充電方法には、USB充電、ACアダプタ充電、無接点充電(おくだけ充電Qi規格)の3つがありますが、安価なものはACアダプタが付属していない場合が多く、USBのみの充電だと時間をとられるので注意が必要です。
ACアダプタが付属をしていないモバイルバッテリーを購入した際は合わせて充電用ACアダプターも購入した方がよいでしょう。
※無接点充電対応(Qi規格)
無接点対応のモバイルバッテリーはあまり数は多くないですが、パナソニックの無接点充電パッド(QE-TM101)等と組み合わせる事により、充電の際にコネクタの接続をしなくても、無接点充電パッドの上に置くだけで充電が可能な製品があります。
その6.バッテリー充電時間 おすすめモバイルバッテリー・iPhone/スマホ充電器
モバイルバッテリー本体の充電時間ですが、10000mAhクラスでおおよそですが以下のようになります。
AC電源 | 約10時間 |
無接点充電(Qi規格) | 約10時間 |
USB充電 | 約20時間 |
10,000mAhを超えてくると充電時間が10時間を超えてきますので、寝る前に充電し始めても朝に満充電にならないくらいの大きさになります。用途を考えて、そこまでの容量が不要ならば、同じ値段で8,000mAh程度でより高品質なものを購入した方が賢明かもしれません。
またUSB充電のみだと単純に他の充電方法の約二倍の充電時間が必要になるため、ACアダプタ付属は必須と言えるのではないでしょうか。
またPCからのUSB充電を行う場合には、PCの複数USBポートで同時に他の機器を利用していたり、USBハブで分岐したポートにモバイルバッテリーを繋いで充電しようとすると、電力不足で充電に時間がかかる、もしくは充電そのものがされない可能性も考えられるので注意しましょう。
このような時短や充電トラブルを避ける為にも、ACアダプター(充電器)は必須となります。
最近では超急速チャージなるモバイルバッテリーも販売されており、価格は高額ですが90分程度で8000mAh充電できるものがバッファローから発売されています。
時間はないが、お金に余裕があるという方にはチェックしてみても良いかも知れません。
その7.実際に使用できる電池容量おすすめモバイルバッテリー・スマホ充電器比較
モバイルバッテリーに内蔵されている電池容量のすべてが、そのままモバイル機器へ供給できるわけではありません。表示されている何mAhという値は、丸々スマートフォンの充電に利用できるわけではないのです。
通常モバイルバッテリーからモバイル機器へ電力を供給するためには、内蔵されているリチウムイオン電池の電圧である3.7ボルトから、内臓されているDC/DCコンバータを用いて5ボルトへ変換して出力する必要があり、ここで電圧変換ロスが発生します。
そしてまた5V受け取ったスマホ等の機器の方は、電池電圧(3.5~4.2V)へ戻さないといけませんので、二重のロスが発生する事になります。
その他にも、お知らせや警告ランプ等でも電力を消費するので、どのメーカーかには限らず、実際は表示mAhの約50〜70%程度が充電できる電力となります。
その8.繰り返し充電回数 おすすめモバイルバッテリー・スマホ充電器比較
殆どのリチウムイオンのモバイルバッテリーが約500回となっています。
Sonyのリチウムイオンのモバイルバッテリーで約1000回繰り返し使えるモバイル(Moboile)バッテリーがありますが、通常は500回がモバイルバッテリーの繰り返し充電回数となります。
実際本当に500回も繰り返し使えるかというと、通常の規格と決めた試験法のもとで行った場合に500回という数字が可能なだけで、実際はそこまで使用はできません。
特に高温環境で充電したり、 満充電付近(約90%以上)で充電を繰り返すとバッテリー寿命を縮めてしまいますので注意が必要です。
消耗品ですので製品として1年半程度使用出来たら良しとするくらいの感覚がよいでしょう。
その9.どのくらいの容量の電池が必要かおすすめモバイルバッテリー・スマホ充電器
まずは充電したい端末のバッテリーの容量(mAh)を把握します。
※mAh(ミリアンペアアワー)=1時間に何ミリアンペアの電力量を放電できるかを表す蓄電池の容量。
これは各キャリアの公式サイトのスペック表で確認する事ができます。
機種 | バッテリー容量 | 機種 | バッテリー容量 |
iPhone5 | 1430mAh | iPhone 4S | 1420mAh |
Xperia(SO-04E) | 2300mAh | Xperia(SO-01E) | 1700mAh |
GALAXY (SC-03E) | 2100mAh | GALAXY (SC-02E) | 3100mAh |
スマホなら約1500mAh-2500mAhくらいがおおよその容量となります。
バッテリーメーカーは、1500mAh前後をスマホ充電の一回分としてカウントする事が多いので、スマホを二回充電可能とメーカーが謳っていても、2000mAhのスマホを使用していると、実質1.5回分程度の充電しかできませんので注意が必要です。
※ 購入すべきモバイルバッテリーの容量(mAh)計算式 (表示容量の6割充電できる製品の場合)
Xperia(SO-04E)/2300mAhを例にとるならば、一回のモバイルバッテリー充電で、スマホ2回分の充電を行いたい場合は、2300mAh×2(回)=6900mAh ×10/6で、約7650mAhの容量のモバイルバッテリーを購入する必要があります。
一番売れている容量は5〜6000mAhのバッテリーですが、今後ますます大容量化するであろうスマホのバッテリーを考えると、7000mAhくらいの容量は確保したいところです。
その10.どのメーカーのモバイルバッテリー(スマホ充電器)を買えばよいか?
最近では、中国産を筆頭に海外メーカーの安いモバイルバッテリーが輸入されていますが、直接電源に差し込むものですので、モバイルバッテリーは非常に出火のリスクの高い商品となります。
国産、米国産のバッテリーも最近は値ごろになっていますので、1000円程度の違いで、知らないメーカーのモバイルバッテリーを選ぶのは控えた方が賢明です。
知らないブランドの大容量のバッテリーを買ったけれど、期待通りに充電されない、購入後は暫く問題なく使えたが、その後すぐに壊れた等のトラブルを多々耳にします。
日本で事故や火事が起こった際に、相応の補償をしてくれるメーカー以外は選ばない事は、後のリスクを色々な面で軽減してくれるはずです。
自分の用途にあったサイズの容量で、信頼の置けるメーカーのモバイルバッテリーを購入しましょう。